2020/11/08 15:09
養殖真珠ができるまで
伊勢志摩英虞湾の豊かな自然と職人たちの情熱
伊勢志摩の地で真珠の養殖が初めて行われてから100年、進化とともに現代まで受け継がれています。
qikaraのジュエリーの特徴である小粒のパールは、全国各地の養殖の中でも伊勢志摩のみで行っております。
完璧な真円で傷もなく光沢のある珠ばかりを厳選し、ジュエリーができるまでのストーリーをご紹介いたします。
養殖真珠が出来上がるまでには、大まかに5つの工程があります
1.母貝の育成
2.核入れ手術
毎年春先に大きくなった貝の口を開けて、あこや貝(雌雄)の生殖巣までピースと核を挿入して、真珠袋を形成させる手術です。この手術は高度な技術が必要になります。
3.仕立作業
4.養生・珠貝育成
海の中に珠貝を寝かせます。水温が暖かすぎると貝が死んでしまうことがある為、こまめに掃除をしながら貝が生きていくのに適切な温度の場所に移動しております。
特に真夏は水温が上昇している為、非常に気を配らなくてはなりません。
5.浜揚げ
あこや貝を海中から引き揚げ、真珠を取り出す「浜揚げ」と呼ぶ作業。浜揚げは職人にとって一年に一番の楽しみでもあり、一年の集大成を感じる作業です。
浜揚げしたばかりの真珠は様々な色や形があります。
その中からqikaraのジュエリーに適した小粒パールを丁寧に選別します。